米が数日中にもシリアへの巡航ミサイルによる軍事行動の可能性! [国際ニュース]

いよいよシリア情勢も佳境に入ってきましたね。

というのも、アサド政権が首都ダマスカス郊外で化学兵器を使用!

何と、数百人が死亡したと反政府勢力側が主張しており、

事実、現地で医療支援している国境なき医師団によれば

3600人もの市民が3つの病院に運ばれ、瞳孔の収縮など、

化学兵器によると見られる特有の症状を示している事が

報告されており、化学兵器が使用された疑いはかなり濃いと言えます。

むろんシリア政府はこれに猛反発!使ったのは反政府側だと主張。

その後、国連の調査団のシリア入りを渋々許可しました。

しかし26日ケリー国務長官は

化学兵器はシリア政府が管理し、使用する能力がある

としたうえで、さらに

シリア政府は5日間にわたり国連の調査団の 受け入れを拒んだうえ、
現場を攻撃して証拠を破壊した!
[ちっ(怒った顔)]

と述べ、アサド政権の対応を強く非難しました。

その後、国連の調査団が現地で調査を開始したものの、

何者かに調査団の車列が銃撃されて調査が妨害されました。

その後、安全上の理由から調査を28日に延期したことを明らかに。

ただし今回の調査について国連の報道官は、

現地調査団の任務は化学兵器が使われたかどうかを 調べることで、
誰が使ったのかを明らかにすることではない


と強調しています。従って今回の調査で化学兵器が

使われた事が証明できても、どちら側が使用したかについては

深く踏み込めないのが何とも歯がゆいですね。

しかし米欧側ではアサド政権が化学兵器を使用したことは

ほぼ間違いないと確実な情報を得ているようで、

今後数日から数週間以内に巡航ミサイル攻撃などの軍事行動に

踏み切る可能性があるとアメリカメディアは伝えています。

これに対しアサド政権に軍事援助しているロシアが猛反発しており

ラブロフ外相は、

専門的に詳しく検証してみなければ分からない

と反論したうえで、

シリアで現在行われている国連の調査団の 活動を最大限支持し、保証すべきだ!

と主張しています。確かに国連の調査団の調査結果をふまえ

国連で安全保障会議を開くのが筋ではありますが、

アメリカは以前、これを待つことなくイラク戦争に踏み切った

という過去があるだけに今回も予断を許しません![がく~(落胆した顔)]

ここはロシアとの慎重な協議が大切になってきますね。

シリア市民に緊張高まる!欧米がアサド政権に対する軍事行動の検討に

アサド政権が国連調査団の化学兵器使用疑惑の現地調査を許可と声明!



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